不登校と精神的要因
学校に行きたくても行けないタイプ
不登校にもいろんなタイプがありますが、学校に行きたいという気持ちがあるにも関わらず、いざ行こうとしても体が言うことをきかないタイプと、もともと学校が好きでなく、社会生活が苦手で勉強嫌いといったタイプがあります。学校に行きたくても行けない原因は、学校がとくに嫌いというわけではなく、対人緊張症や対人恐怖症など、神経的な要因が絡んでいる場合があります。もうひとつには、環境の変化が要因となり、不登校になるケースも増えてきています。昔から9月病といった言葉がありますが、長い夏休みのあとに9月から新学期が始まると憂鬱になり、9月病になる児童生徒もいます。これまで通っていた学校が楽しかったのに、急に親の仕事の都合で転校することになり、前の学校のほうが良かったと思い、なかなかクラスになじめなくて不登校になることもあります。
環境を変えてみる
フリースクールという言葉をこれまでに耳にしたことがありますか?ある日突然子どもが不登校になり、無理に学校に行かせようとすると、帰って行けなくなってしまう、そんな悩みを抱えている人も増えています。学校に無理して行かせようとする選択肢と、もうひとつには、フリースクールに通うという選択肢もあります。近年は、全国各地にフリースクールが少しずつ増えており、不登校や引きこもりなどの子どもを受け入れてくれる学校として認識されるようになりました。フリースクールに入学する条件については、フリースクールごとに規定が異なりますので、入学を検討している人は、まずは資料を請求したり、学校説明会に足を運んでみると良いでしょう。自宅からフリースクールが近ければ、自宅から通うことが可能で、自宅から通うのが困難で、遠方に住んでいる人には、入寮も可能です。不登校の原因にもいろいろあると思いますが、とくに集団生活が苦手で授業についていけないというわけでもなく、地域性や学校の雰囲気、校風などになじめず、窮屈な思いをして不登校になる生徒児童もいます。不快な思いをして学校に無理に行くよりも、思い切って目の前の環境をガラッと変えて、新しい人生を歩むという選択肢もあります。経済的に余裕がある家庭では、海外に子どもを留学させる人もいます。子どもの不登校は、今の時代、それほど珍しく特殊なものとは言えなくなりました。不登校について、ひとりで悩みを抱えているよりは、不登校問題を解消した経験豊富な専門家に相談して、カウンセリングを受けるのも良い方法です。不登校を克服した体験談などについて、インターネットで探したり、掲示板に投稿したり、メールで交流を持つのも解決の手がかりになることがあります。
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